白と黒で描く

新年度がスタートし、1学期の通常授業が始まりました。
これから受験本番までの10ヶ月間、
表現を深め、実力を安定して出力できるよう
様々な課題にチャレンジしていきましょう!

アトリエヴィーナスの油絵科では
通常授業の間に様々な特別課題を用意しています。
まず最初、4月に行う特別課題は「グリザイユ」です。
この課題を通して基礎力と
絵具の表情、筆さばきを学んでいきましょう。

グリザイユとはモノクロームで描かれた絵画を指す言葉です。
古くから使われる手法で油彩の下地として使われることもあり、
その場合にはモノクロで描写し少量の絵具で着色を行います。

明暗の階調で描いていきますから、感覚としてはデッサンに近いですね。
そういった意味では形取りやタッチの方向、
陰影表現をより深く学ぶのに大変適しています。
一方で、油彩では絵具に厚みを持たせることができますから
立体的に絵肌を感じ取ることもできます。
これは、紙に鉛筆とは大きく異なる点ですね。
モノクロで描いていくと色の強弱の要素が減りますから
よりじっくりと絵肌の調子、絵具自体の質感の美しさや
筆跡のディティールにまで目を配ることができます。

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この課題を終えて普段の制作工程に戻ると、
また今まで違った部分がみえてくるのではないでしょうか。
基礎力を培いクオリティーを上げる手がかりにしてもらえると嬉しいです!
普段の課題と特別課題、相互に良い影響が出るよう
じっくりと作品を観察していきましょう!
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スケッチのススメ

これから大型連休が始まります。アトリエも平日以外はお休みとなっています。皆さんはどのようにお過ごしの予定でしょうか?

本音を言えば、連休などはのんびり休んでおらず毎日朝から晩まで絵を描いて欲しいものですが、さすがにそれを実行できる人はそういないでしょう(出来る人は確実に人の数倍伸びます)
そこでせっかくの休みなのでスケッチなどはいかがでしょうか?
普段の制作ほど気張らず、時間もそこまでかけなくても行えます。何より外に出て絵を描くのは気持ちの良いものです。

けして訓練のような気持ちで行うのではなく、自分が綺麗だと思った風景を気楽に描いてみましょう。
大事なのは綺麗なものを綺麗に描きたいという気持ちです。
どうしても普段の制作ですと鍛錬のように気持ちを引き締めて技術を積み上げていく意志が必要になってきます。
しかしスケッチはもう少し開放的な気持ちで行っても良いものです。
せっかくゆっくり時間を使える機会ですので、良い天気の中で絵を描く楽しみを感じてはいかがでしょうか。
緩めることと引き締めることの緩急をうまくつけてまた連休明けから制作を再開できると良いと思います。

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こちらは竹内栖鳳のスケッチです。
ゆったりとした墨の筆致ですがしっかりと印象を捉えています。
とくに下の絵など細かくなど描かず墨の滲みやぼかしを楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。このような気持ちで行えると良いでしょう。

簡単そうに見えて大事なこと

いよいよゴールデンウィークが近づいてきました。皆さんは連休をどのように過ごすのでしょうか?絵を描くにしても勉強するにしても遊ぶにしても、有意義に時間を使って欲しいと思います。

さて、今週から基礎科は静物デッサンへ取り組んでいます。モチーフが大きくなるのでパースやバランスをとるのに苦労している様子が見られますが、是非基本を大切にして欲しいと思います。
そんな中、生徒がよく悩んでいる問題についてここで少し解説をしたいと思います。それは目線の高さによる扁平率(へんぺいりつ)の違いです。突然難しい単語が出てきたように感じるかもしれませんが、要は「どのくらいつぶれて見えるか」ということです。

モチーフを見るとき、座る椅子やモチーフの大きさ、位置によって見え方が変わるのは誰でもわかると思いますが、その変化の中で見落として欲しくないのが「どのくらいつぶれて見えるか」という点です。実際にモチーフがつぶれるわけではないですが、このつぶれ具合は皆さんがどの位置からモチーフを見ているのかを表現する上で大変重要です。図で確認していきましょう。

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円柱形のモチーフがあったとします。このモチーフを真上から見ると当然円柱は丸く見えるわけですが、これを斜め横、椅子に座った状態で見るとどうでしょうか?円柱の丸はつぶれ、楕円に見えます。ではどのくらいつぶれているのが正解なのか?
図にある通り、円柱の上面が自分の目線の高さと同じとき、丸はただの線に見えます。そこから(目の高さから)離れるにつれて楕円はどんどんとふくらみ、頭の上(真上)、足の下(真下)になった時に綺麗な正円に見えます。大事なのは目線の高さにどれだけ近いのか、どれだけ離れているのかというところです。
円柱の上面と底面では目の高さからの距離が違います。たいてい円柱の上面の方が目線の高さに近いのでよりつぶれて見え、底面は離れているのでより丸に近くなります。この違いが表現できると、描いている人がどんな位置からモチーフを見ているのかというリアリティの表現に繋がってきます。簡単なようですが、見落とされることが多いので注意したいですね。

基礎とは一見簡単・単純そうに見えるものですが、しっかり使いこなしていかなければ良い作品は生まれません。
一つ一つの基礎を大事にしていきましょう!

無料体験入学を開催いたします。

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無料体験入学を開催いたします。
これから美大、美高を目指す方の体験教室です。
多くのご参加をお待ちしております!!

■日時 4/24(月)PM5-PM8まで
■場所 アトリエ ヴィーナス3F会場
■課題 鉛筆デッサン(画材はアトリエからプレゼントいたします)
■持物 筆記用具、軽食
■対象 中学1年生以上
■特典

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△全く初めての方でも事前の連絡やお申込みはいりません。当日は、直接会場へお越しください。
△個別無料体験入学もございます。日程をご指定頂き、PM5-PM8に体験できます。

入学・入試相談会を開催いたします。

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入学・入試相談会を開催いたします。AM10-PM8までのお好きな時間にいらして下さい。
当日は各科主任講師が、皆様のご相談にお応えするためにお待ちしております。
個別に一時間位ゆっくりとご相談を受けますので質問内容などを事前にご用意いただくと助かります。
また、ご質問がなくても豊富な資料から美大について十分にご説明させて頂きますのでご安心ください。
多くのご参加をお待ちしております!!

※全く初めての方でも事前の連絡やお申込みはいりません。当日は、直接会場へお越しください。
※当日は一週間の無料受講パスをプレゼントしております。
※催しとしての入学・入試相談会です。普段も入学・入試のご相談に応対しております。

■日時 4/7(金).5/22(月)AM10-PM8まで
■場所 アトリエ ヴィーナス1F会場
■持物 筆記用具
■対象 中学1年生以上 本人と保護者/本人のみ/保護者のみのご参加が可能です。
プロフィール

アトリエ ヴィーナス

Author:アトリエ ヴィーナス
芸大・美大受験予備校&絵画教室です

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