テールベルト

具象的に描く人は、良くご存じの渋い緑です。
下地に使ってもよし、落ち着いた緑にぴったりの緑土です。
原材料はセラドナイトという石なのですが、なんと日本でも採取できます。

採取したものを顔料にしてみました。
画材仲間からも採取した石をもらったり、絵具にして頂きました。
いつも感謝しております。

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鉛からシルバーホワイト

油絵科の皆様は、何の白色を使っていますか?
ジンク、シルバー、チタン、パーマネント、セラミック...。
白次第で、色味も乾燥速度も随分変わりますよね!

一番古い白色の一つにシルバーホワイトがあります。
なんと鉛の錆から出来ているのを、皆様はご存知ですか?
古典的な作り方は簡単。年末に仕込んで、作ってみました。

鉛板を渦にして⇒酢と炭酸ガスにさらす⇒錆びてシルバーホワイトに変身

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象牙からアイボリーブラック

油絵科の皆様は、黒色が何でできているか知っていますか?
大半は灰や炭でできています。黒色は意外と簡単に作れます。

今回は、アイボリーブラックを作ります。
酸素の入らない容器に象牙の粉を入れます。(象牙の粉は、印鑑屋さんから入手。)
コンロで30分も焼くと出来上がり!!

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現在は、象牙からアイボリーブラックを作らないので貴重な存在になっています。
油に金属石鹸や樹脂を溶かしたもので、しっかり練れば、油絵具が完成。

今年もお世話になりました。

今年もお世話になりました。いろいろな事があった一年だったと思います。
来年の初めは、合格に向かって頑張りましょう!!
来年も宜しくお願いいたします。

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おすすめの展覧会

こんにちは
今回は、ある画家の展示をオススメしたいと思います。

皆さんは、麻田浩という画家を知っていますでしょうか?
彼の作品は、あまりよく知られているとは言えませんが、受験生の皆さんをはじめ画面構成に悩んでいる人にはぜひ見てほしいと思っています。

練馬区立美術館で「練馬区独立70周年記念展 没後20年 麻田浩展 ―静謐なる楽園の廃墟―」
9月28日から11月19日まで開催です。

どこを注目して見て欲しいかというと、画面全体を見た時に、モチーフをどのように配置しているかを見て欲しいです。
画面のどこに何を配置したら美しいかを、よく考えている作品になっていると思います。
絵の具の厚さ、強さをどのくらい組み込み構成しているか、彼は絵の中で何を見せたかったのか。
きっとプロである画家の絵を直接見ることで、何かインスピレーションが生まれるのではないでしょうか。

また、彼の作品の面白さとして、身近なものを独特の視点で、自由な構図で描いています。
最後に、彼独特の落ち着いていて繊細な色遣いも一つの魅力です。
受験生のみなさん、デザインや絵画を学んでいる人たちには、構図と色味と技法で独特の味わいを出して欲しいと思っています。
是非、麻田浩の展覧会に足を運び、自分なりのヒントになる方法論を学んでみてはいかがでしょうか。
芸術の秋、有意義な時間にしてください。
浩
プロフィール

Author:アトリエ ヴィーナス
芸大・美大受験予備校&絵画教室です

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