デザイン工芸科夜間部、今月の制作テーマ                   『表現手法を習得して発想の間口を広げる』

前回の表現研究課題では『綺麗に塗る!烏口、溝引き学習』を、
そして今回は、『絵の具表現の可能性を探る研究課題』を行いました。

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【課題】
以下の画材や道具を用意。
 ・アクリル絵具
 ・メディウム類~ジェッソ、モデリングペースト、その他のメディウム
 ・ペインティングナイフ
 ・ブラシ類(歯ブラシ、たわし、いらなくなったクシなど)
 ・ストロー
 ・紙ヤスリ
 ・砂
 ・布、紙、スポンジ、海綿などのプリンティングして面白そうなもの
 ・その他(何でもあり。)
 ・筆、パレット、バケツなど絵具表現で必要な道具
 ・画用紙、パネル数枚

[1]下準備
 ①パネルに画用紙を水張りする。
 ②画面の半分に絵具2,3色で地塗りする。
 ③上記のパネルのもう半分にジェッソやモデリングペーストを使用して凸凹の下地を作る。

[2]マチエールをつくる
※下記のモノはマチエール表現の基本的な手法です。 まずはこれから試してみよう!
 ・デカルコマニー(合わせ絵)~絵具を垂らした紙を2つ折りにする(別の紙、回す、引っ張るなども)。
 ・スパッタリング~ブラシや霧吹きなどで絵具を散らす。
 ・スクラッチング~絵具を引っ掻く。
 ・フロッタージュ(擦り出し)~凸凹のある木材その他に紙をあて、鉛筆などで擦り出す。
 ・プリンティング~物に絵具を付け紙に押しつける。
 ・ドロッピング~絵具などの垂らしこみ。
 ・吹き散らし~ドロッピング後、ストローなどを使い絵具を吹き散らす。
 ・タッチ表現~筆、刷毛を使用して。
 ・にじみ、ぼかし表現~水を塗った上から絵具の垂らし込み。何色かの絵の具でドロッピング、その後画面をゆする。
 ・グレージング(グラッシュ)~地の上から薄い絵具をかぶせる。
 ・ヤスリがけ(スクラッチング)。
 ・洗う~塗った絵の具が半乾きの状態で水で洗う。リムーバーを使用して拭き取るなど。
 ・メディウム類の使用。
 ・いろいろなものを使用~砂などの混合。

[3][1]の②で作った下地が乾いたら上からペインティングナイフを使ってジェッソ塗り、ジェッソが乾く前に引っ掻いたり、拭ったりして下地が見え隠れする状態を活用して美しい表情をつくる。

[4][1]③で作った下地が乾いたら上からドロッピング、グレージング(グラッシュ)で美しい表情をつくる。
 更に乾いたら、ヤスリがけをして表情をつくる。

[5]完成した画面から一番美しい箇所を10cm角で選び出して切り出す。
 ~切り出した内の6枚を抜粋し、B3サイズケント紙に貼り付けて完成。

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表現手法を知ることからも自己表現の可能性が広がります。
絵の具と向き合い思考錯誤することで表現の可能性が感じられたのではないでしょうか。
表現の基本は『楽しむ』こと。
常にワクワク感をもって取り組むと、難しい事が面白く思えるようになり『充実感=楽しさ』となります。
皆の発想と表現は無限大です!
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Author:アトリエ ヴィーナス
芸大・美大受験予備校&絵画教室です

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