石膏デッサンの構図

今週より基礎科/土日科の高校生は「石膏デッサン」課題です。
シーザー1
今回取り組むこの石膏像は「アンティオコス3世」。実は「シーザー」という全くの別人の名の方が定着しています。

さて、石膏デッサンで特に重要なのが「構図」。
いくら描写内容が良くても完成度が高くても、この構図が悪いと作品としてよく見えない。
何よりこれからむかえる入試において採点上大きなマイナスに繋がってしまうので、確実に押さえておきたいところです。

まずは大きさ。
シーザー2
B3サイズではこの収め方がベスト。(*木炭紙判では台座まで可)

シーザー3
これだとB3サイズの中だと小さく感じるし、台座の切れ方が不安定。

シーザー4
逆にこれはちょっと大き過ぎ。上下左右の四辺を切るというのは石膏デッサンではタブーです。

シーザー5
こちらは大きさは良くても左右の収まりのバランスがよくありません。顔から描き始めてしまう方が陥りやすい構図です。無意識のうちに顔を真ん中にしてしまうのでご注意を。

シーザー6
収め方が把握できたら、石膏像の縦横比を確認しましょう。この場所からは横1に対し縦1.5弱といったところ。
この比率の「大きさ」と「位置」をバランスよく配置するのが重要です。

ちょっとした違いにしか感じないかもしれないけれど、ここは確実にクリアすべき!
ここさえクリアできれば、構図のマイナスは無くなるし大幅な形の狂いもなく描き進められるはず。
何より構図が決まるとその先描いていて心地良いし、描けば描くだけ作品が良くなっていくのが実感できる。
ぜひ描き出しでは焦らずしっかりと構図を決めていこう!
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Author:アトリエ ヴィーナス
芸大・美大受験予備校&絵画教室です

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