日本画科石膏デッサンを描くにあたって

東京芸術大学の日本画科の一次試験では長年石膏デッサンが出題(稀に静物デッサン等もありますが)されています。石膏デッサンとなるとどうしても人体を模したものなので目、鼻、口に目が行きがちですが、あくまで『そういった形に見えるもの』がくっついた立体物という意識で描くことが重要になります。石膏であっても、人物であっても、また仮に石膏が透明なアクリル樹脂で出来ていたとしても、基本的には立方体を描く原理の応用ですべて描けます。

たとえばジョルジョのミニチュアをデッサンするとしたら、目、鼻、口を描く前にまずは頭部の塊としての立体感、体の塊としての立体感を捉えてから、徐々に目、鼻、口、あるいは衣のしわを捉えていくと思います。
同様にサイズが実寸大になったとしても同じような捉え方で大きな明、中、暗を捉えることが重要になります。
ジョルジョミニチュア2_convert_20141030174734

現在日本画科では2課題に一回のペースで石膏デッサンを描いています。この大きな面としての捉え方が皆二学期以降よく出来るようになってきたと思います。こういった基礎をベースにして形を徐々に研ぎすませていきます。
目先のことにとらわれず、しっかりと土台を固めてから物事を進めるということは絵も自分の将来に関しても同じことが言えるのではないでしょうか。
ブログ石膏jpg_convert_20141030173540

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Author:アトリエ ヴィーナス
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