作品は離れて確認しよう

暖かい日が増えてきましたね。新学期も始まり、新たな生活がスタートしていることと思います。基礎科も4月から気持ちを新たに制作をスタートさせています!

これから基本を学んでいく皆さんですが、是非気にして欲しいことがあります。それは「作品を離れて見る」ことです。これは美術館での作品の鑑賞の仕方のことではなく、皆さんが作品を作る上で大切なプロセスです。
制作中、集中するとついつい画面に顔が寄ってしまい、一箇所集中で描きこんでしまう事も多いと思います。しかし、そんな一生懸命がんばった作品なのにいざ講評会で並べてみると形がおかしかったり急パース・逆パースだったりということはないでしょうか?これは作品を近くからしか見なかったためにおこってしまう現象です。決して皆さんがパースが理解できていなかったり形取りが下手というわけではないのです。作品を離れて見なかったことが原因なのです。

なぜそんなことが起こるのか。下の図で説明したいと思います。
制作中、皆さんは画面から30~50cmほどの距離で作品を描いています。人によってはもっと近い人もいるでしょう。これは細かいところまでよく見える分、自分の視界を狭めてしまう行為なのです。
2016-4-1.jpg
近づいてみると細かく描けていたり、形が綺麗に取れているような気持ちになりますが、では全体を見たときにも上手く行っているのでしょうか?
2016-4-2.jpg

実は、バランスが悪くなってしまっていることがほとんどなんです。これは初心者にだけ起こることではなく、受験生などのある程度描くことに慣れている人にでも起こる現象です。この問題を解決する為にはどうすればいいのか?そう、「作品を離れて見る」ことが大切なんです。

美しい作品、魅力的な作品を作る為には技術だけではなく「確認する」ということも必要です。離れて作品を確認し、パースがおかしくないかな、立体は表現できているかなどを積極的にチェックしていきましょう。自分で確認する人、出来る人ほど上達は早くなりますよ!一時間に一度くらいのペースで確認できると良いですね。
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Author:アトリエ ヴィーナス
芸大・美大受験予備校&絵画教室です

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