工業製品の構造

今年は少し寒くなるのが早く、もうすっかり冬ですね。
体を温めて、風邪を引かないようにお気をつけてください!

さて、11月も終わりになりますが
冬期講習会に入る前に改めて基本を抑えるため
今回は工業製品の捉え方についてお話をしたいと思います。
こちらのワイン瓶ラックを例にとってお話を進めます。

DSCN1312.jpg

工業製品を描く時はまずじっくりと対象を観察し、
どんな法則を持った物であるのかを理解しましょう。
その時に重要なのは、どことどこが平行な面なのか、
垂直に交わるところはどれだけあるか、
長さが同じところはどこかを把握することです。

DSCN1312 - コピー

ワイン瓶ラックを見ているとこちらが平行であることがわかります。
AとBは同じ長さに作られていますね。
また、畳むとこんな風に平たくなりますが、
構造上形を変えてもこれらは平行を保っていることがわかります。

DSCN1315.jpg

こんな風にひとつずつ解き明かしていくと、
ワイン瓶ラック全体が3つの向きの平行ライン、
それらが垂直に交わって形作られているようです。

DSCN1318 - コピー

こちらは斜めから見た図。
静物モチーフなどに出てきて斜めから見たとき、
「あー複雑なモチーフでパースが大変だ・・・」と思ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、上記のように構造を理解するとパースは
3方向に注意して揃えれば良いという法則に気づくことができます。
あとは、最初の形取りでひとつずつ丁寧にチェックを重ねるだけ!

捕らえ方を応用していけば、広い室内や複雑なエンジンなど、
どんなものでも整理して考えることができます。

複雑な工業製品はまず観察!
忘れずに、落ち着いて形を整えて描いていきましょう。
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Author:アトリエ ヴィーナス
芸大・美大受験予備校&絵画教室です

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