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日本画実習

今週より日本画科では岩絵の具を使った日本画実習を行っています。
普段の制作ではたとえ日本画科であってもまず岩絵の具を使って制作するという機会はありません。理由は絵の具が高価であることと扱いが難しいからです。
しかし日本画科に所属している以上、大学での制作や日本画の歴史を知るためにも岩絵の具に触れる機会は是非もつべきだと思います。そこで当校アトリエヴィーナスでは年に一度、造形祭展示作品として日本画科では岩絵の具を使った日本画制作を行っています。

現在ではチューブから絵の具を出せばそのまま絵が描けるというのは当たり前のことですが、昔は色の元となる顔料や染料を一つ一つ砕いたり漉したりして、その後それらに接着剤を混ぜて初めて絵の具として使えるようにしていました。日本画に関しては今も指で絵の具と膠(接着剤)を混ぜ合わせるという点など昔と変わらない部分が沢山あります。

現在のような利便性、スピード重視の社会とは真逆の行いのように見えるかもしれませんが、ゆっくりと指で絵の具を解くという感覚は、なにか特別な行いのようにも思えて、その都度絵を描くということの意味を考えさせられます。

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目下生徒たちも日本画制作中です。

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Author:アトリエ ヴィーナス
芸大・美大受験予備校&絵画教室です

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