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絵の具と顔料と混色の関係

こんにちは!
明日から12月ということで、どんどん寒くなってきましたね。朝、お布団からでられなくてなかなか起きられなくなってきました。

突然ですが皆さんは、絵の具が何でできてるか、ということを考えたことがありますか?

絵具は、顔料(ピグメント)+固着剤(メディウム)でできています。
絵の具の原料になっている顔料とは色を着色する物質のことで、水に溶けません。(ちなみに、水に溶けるものを染料といいます。)

今日はこの顔料についてすこしお話をしていきます。

201911302329503b5.jpeg


絵具のチューブをよく見てみると、こんな表示があると思います。

これはウルトラマリンディープという色の絵の具です。
ここの、顔料という欄をよく見てみると、PB29群青と書かれていますよね。
この番号は、絵具に使われている顔料の番号です。つまり、ウルトラマリンディープにはPB29群青という顔料が使われているという意味になります。

続いてこちらをご覧ください。

201911302333136c8.jpeg


こちらはカドミウムグリーン ペールという絵の具です。
こちらの顔料を確認してみると…。
PG28ビリジャン、PY35カドミウム黄と書いてあります。
さっきのウルトラマリンディープと違って顔料が2種類入ってますね…!


と、いうことは…
ウルトラマリンディープとカドミウムグリーンペールを混色すると、チューブで数えると2色混色ですが、顔料は3色混色になっています。

201911302334158d8.jpeg


こちらはミストグリーン。
顔料を見てみると、3種類の顔料をつかっていますね。
ということは、この色を混色で使うとチューブの色数では1色なのに実際は3種類の顔料をつかうことになります。

つまり…
いろんな種類の顔料をつかっている絵の具同士を混ぜすぎると、混ぜた絵の具の色数自体はそうでもなくても、顔料を見ると大量の顔料がまざっていることになっているのです!!!


不思議ですね。

なので、あんまりたくさんの種類の顔料をつかっている絵の具同士を混色すると、混色した色数自体は少なくても濁った色になってしまうこともあります。


絵にメリハリをつけるためには濁った色も必要になってくることもありますが、意図せずに色が濁ってしまうのは悲しいですよね。
ぜひみなさんも、自分の持っている絵の具の顔料をチェックしてみましょう★
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Author:アトリエ ヴィーナス
芸大・美大受験予備校&絵画教室です

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