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第1回全科合同模擬試験がありました。

今回の模擬試験は夜間部生にとって初めての試験。
そして浪人生は昨年度の入試本番以来の真剣勝負。
…緊張感が漂ってきます。

試験課題は基本形のモチーフを沢山組み合わせた静物デッサンです。
パース、楕円、レタリング、三面変化などなど結構苦労していたところからして、制作経験の浅い夜間部はもちろんのこと、浪人生にも相当勉強になったようで…
基本は大切ですね!

デザイン工芸科の入試で重要なポイントを幾つか上げてみましょう。
①構図
大きすぎず、小さすぎず、ピッタリフィット!
デ工科の場合全てのモチーフを画面に入れることを基本とします。
余白が多くならないようにするために、存在感が無く軽薄なモノはトリミングするなども可能。

②形取り
測る手段と遠近法(パース)をマスター!
モチーフそれぞれの特徴を写し取る方法「比率・角度・並び」でチェック。そして四角形(角柱)のパース、円形(円柱)のパースは早くにマスターしたい内容です。
逆パースやオーバーパースに気をつけ、楕円はスムーズに描けるようになるまで練習しましょう。

③陰影表現
光と影を美しく魅せよう!
立体的に物を見せる基本表現です。
明部、稜線、反射光、影法師を明度幅と表情幅で描き違えましょう。

④質感表現
観る人に情報を伝えよう!
金属らしさ、布らしさ、ガラスらしさなど客観的な視点で描き違えたいです。
将来的にデザイン画を基に商品を作ったり、人に説明したり、誰でも共感できる物として表現出来る力が求められます。

⑤手数
画面の隅々まで加筆して完成度を高めよう!
弱い絵、薄い絵は見た目のインパクトに欠けます。
そして細かい所までしっかりと写し取りましょう。

他にも量感、距離感、空気感などが求められますが、同時に仕事の綺麗さは必須ですね。



模擬試験は年間4回実施されます。
第1回と第2回はデッサンの試験。
第3回は藝大模試。入試課題であるデッサン、色彩、立体の3科目。
第4回は私大模試。各自が受験する専攻に合わせた試験課題。(例→多摩美グラフはデッサンと色彩。)
これらの模擬試験は実技と共に学科の試験を行い、成績順位が発表されて成績表が個々に渡され講評会があります。
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Author:アトリエ ヴィーナス
芸大・美大受験予備校&絵画教室です

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