FC2ブログ

藝大デザイン科の ???

現在、東京藝術大学のデザイン科は入試の真っ只中。
昨日は石膏デッサン、今日は構成デッサンの試験です。
アトリエヴィーナスの受験生も入試会場で頑張っていることでしょう。
そしてこの一次試験に合格すると色彩表現と形態表現の最終試験が待っています。
このような試験を乗り越えて入学する藝大のデザイン科。

アトリエでは生徒面談や保護者面談を定期的に行っていますが、藝大に対して知らない事や誤解を様々聞きます。
最近では藝大の面白可笑しい逸話を集めた出版物が発売されて話題になったり、
またメディアなどで発表されている大学入試データの内容が学部単位になっていることも誤解に繋がる原因のようですね。

藝大の歴史は130年。数々のアーティストを生み出してきた日本でトップの美術大学。
昨年度のデザイン科の入試倍率は約14倍。
この高倍率を勝ち残って入学した人達が集まる大学ですから、実技レベルが高い。
細かい数字はともかくとして、藝大が難関校であることは大半の人が把握しています。

そこでよくある疑問、質問とその答えを紹介しましょう。

Q1.
藝大の偏差値は非常に高いので、学科が相当出来ないと入れないのでは?
A.
藝大には芸術学科や建築科があり、こちらに入学するには東大・慶応・早稲田に入れるレベルの学力が必要です。
新聞や入試情報などのメディア発表では美術学部をまとめたデータの為、その結果偏差値は非常に高くなります。
デザイン科(ファインアート系も含め)の入試では、私立美大に合格できる位の学力があれば問題ありません。

Q2.
うちの子供は才能なんて無く到底藝大は無理なので、多摩美武サ美なら狙えると思っているのですが。
A.
美大を受験する多くの受験生は、私立美大と藝大を併願しているのが実際です。
多摩美や武サ美へ確実に合格できる実技力を身に付けたのであれば、藝大へ合格する可能性は当然でてきます。
藝大は無理でも私立なら入れると思って受験学習に取り組むと、私大入試で良い結果を出すのは難しくなってしまうことでしょう。
才能は信じて磨くものです。
 
Q3.
藝大は就職率が低いので、入学しても就職出来ないということでしょうか?
みんなアーティストになるのでしょうか?
A.
ファインアート系(日本画科/油絵科/彫刻科/先端芸術科)は画家やアーティストになる場合が多くありますが、デザイン科はデザイナーになる為の学習をする科ですので、卒業後ほぼ100%就職します。
藝大デザイン科の卒業生の就職先は私立美大よりも自由に選べる状況にあり、一流企業への就職率は私大よりも高いくらいだったりです。
やはり、メディアで発表される就職率は美術学部の全体データですので、アーティスト志望のファイン系とデザイナーとして企業へ就職するデザイン科とを合わせると、就職率の数字は低い結果になります。
因みにデザイン科の就職はデッサン力を活かしたゲーム系やアニメーション系などが強く、他にグラフィック、プロダクト、空間、映像など様々な職種に就いています。

Q4.
古くからある大学だから機材も古いのでしょうか?
A.
藝大は130年の歴史が有りますが、130年前の機材なんてモノは無く、当然最新鋭です☆

そして学費は私立美大の約1/3!
藝大へ入学すると学生の将来性は拡がりますし、親御様にとっても良い事尽くしだと思います。
美術関係以外の方の場合、この世界は分からないことが多くあると思いますので、お気軽にご質問くださいね。

藝大入試の最終試験、色彩表現と形態表現は3月8.9日。
もうひと頑張り!受験生!


スポンサーサイト
プロフィール

Author:アトリエ ヴィーナス
芸大・美大受験予備校&絵画教室です

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR