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いい構図で描こう

2月も目前。基礎科の生徒たちも春に比べてメキメキと力をつけてきました。
美術高校を目指す中学生は受験が近づき、焦りや不安の毎日でしょうか。大丈夫。自分ではわからないかもしれないけど、ちゃんと上達していますよ。一歩一歩着実に。当日も焦りすぎず、これまでやってきた努力を信じて、いつもの自分を出し切ってね。

さて、今月は構図のお話です。どんなに描写しても、構図が悪いと絵の世界がイマイチ パッとしなくなってしまいます。しかも構図はある程度描き詰めていくともう大きく動かすのは難しい!はじめが肝心です。

最近基礎科の生徒たちは構図が小さくなってしまっています。例えば静物・机上デッサンや着彩なら、画面の6割以上の大きさで入れようね、と指導しますが、それって結構な大きさです。

画面の6割?


単純にこの灰色にモチーフが収まって入れば6割、というわけではありません。


実は小さい



赤枠が「画面の6割」を示す四角形ですが、その中に収まるように入れると、モチーフの高低差やシルエットの凹凸の入り組みによって、6割どころか3〜4割しかモチーフが画面を占めません。ちっちゃくて寂しい印象になってしまいます。


このくらい大きくて6割


だいたいこのくらいの大きさで入れてあげましょう。
また、机上デッサンにおいては画面内での大きさだけではなく、モチーフの組み方も大事!構図の良し悪しに関わってきます。
例えば、モチーフが同列状に並んでいたり(図1)、正方形・長方形でか超えてしまうような置き方(図2)では小さな構図に見えてしまいます。


小さく見えちゃう01
図1




小さく見えちゃう02
図2



前後の重なりを作ったり、背景の間(ま)がジグザグと入り組むような置き方にすることで、グッと迫力のある構図になります。

また、プラスワンアドバイスとして、固有色の暗いモチーフは手前に、明るいモチーフは奥に置くことで、前後のコントラストを強調して描きやすくなりますよ。

迫力ある構図を追求してくださいね。
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Author:アトリエ ヴィーナス
芸大・美大受験予備校&絵画教室です

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